ものもらいって嫌ですよね

こんにちは

Ryoです。

 

最近の仕事が多忙すぎてこの日記のことが頭の中から消えかかってました。

今回は「ものもらい」についてお話ししようかと思います。

一度は耳にしたことがある言葉だと思います。もしかしたら一度かかってしまったことがある方もいるかもしれません。

ものもらいは、まぶたの内側や外側が細菌感染などで炎症を起こし化膿したものや、脂肪が皮脂腺などに詰まってしまうものです。

 

ものもらいには大きく分けて2つあります。

麦粒腫(ばくりゅうしゅ)」 と 「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」 です。

簡易的な比較は以下の通りになります。

ものもらいは再発してしまう場合もあります。

予防方法としては汚れた手で目に触れないようにすること。

特に女性の場合はメイクでアイラインをまつ毛の付け根に引いてしまうと感染の原因になります。

忘れた頃にやってくるのでふとした時に見てもらえると嬉しいです。

 

今日はここまで

 

 

 

子供の眼って

こんにちは

Ryoです。

今日は「子供の眼」についてお話しします。

 

成長期ってみなさん経験されていると思います。

実は眼も成長するんです。

どういうこと? 眼が成長??

そうなんです。成長するんです笑

 

新生児の眼球はだいたい17mmくらいです。

1歳ごろに約20mm(1円玉の直径)、3歳ごろには22mm(5円玉の直径)ほどにまで大きくなります。

そして成人では24mmにまで成長します。(遠視や近視などがなく正視の場合)

         

 

この成長の過程で発達を妨げるような要因があると

弱視」の原因になります。

弱視は早期発見、治療が大切です。

 

眼の機能面では

8〜10歳が成長のピークと言われています。

つまり弱視の場合この年齢までの治療が非常に重要です。

     

 

ちなみに

新生児の視力は光覚(光の判別がつく)程度

多少の時期のズレはあるものの

1歳では0.2~0.3、3歳で0.8前後、4歳後半には1.0が一般的な成長となっています。

 

最近では小学校入学前の子供でも

スマホタブレットを見ている子供が多いなと感じています。

屋外での活動の減少や近見作業の増加など近視化の傾向が高まっているので

少しでも気にしてもらいたいと思うこの頃です…

 

 

こんにちは

Ryoです。

 

今日は眼科のことではなく、ただのぼやきになります。

先日、池袋のサンシャイン水族館に行ってきました。

水族館はここ何年も行ってなかったのでワクワクしてました笑

週末でしたので家族連れが多く、とても混んでおりなかなかに密な環境でした…

2〜3年前であれば考えられなかったですね。

 

 

 

普段とは違った非日常を感じることができて良いリフレッシュになりました。

今後もたまには気分転換になることがしたいですね!

 

今日はここまで

 





 

スマホと斜視

こんにちは

Ryoです。

 

みなさんスマートフォンは毎日のように使っていますよね?

1日にどれくらいの時間使用していますか?

 

令和2年の内閣府による青少年のインターネット利用環境実態調査では

高校生の平均使用時間が約248分(4時間以上)。

小学生が129分、中学生が176分となっていました。

主な使用目的は

 

コミュニケーションツール

動画視聴

音楽視聴 が上位にランクインしています。

 

年齢が上昇するとともにインターネットの使用時間も増加しているようです。

コロナ禍によってリモートが当たり前になってきたこの頃、

スマホやPC、タブレットの使用時間が増加すると思われます。

 

スマホの使用時間が増加することで眼科的懸念の一つに

 

スマホ斜視があります。

 

スマホ斜視は急性斜視の一つです。

急性斜視は「短期間の内に片眼が内に寄って左右の視線がズレる状態」です。

 

        

 

症状として

・物が二重に見える

・遠近感や立体感覚が掴みづらい

・眼精疲労や頭痛、肩こり     のような症状があります。

 

対策としては、スマホの長時間使用を控えることです。

当たり前っちゃ当たり前ですが…

定期的な休息が必要と思っていただければ。

 

実際になってしまったら?

斜視の治療方法として

手術

プリズム眼鏡  があります。

 

手術は眼の根本的な位置を修正する方法になります。

2つ目のプリズム眼鏡とは

眼の位置はそのままですがプリズムというレンズを眼鏡に組み込むことで

二重に見える症状の改善が期待できます。

しかし、プリズムには角度の限度があるため、

その角度を超える場合は手術を検討します。

「自分は大丈夫」と思わず適度な休憩をお勧めします。

 

 

今日はここまで

 

 

 

 

引用元

https://www8.cao.go.jp/youth/kankyou/internet_torikumi/tyousa/r01/net-jittai/pdf/sokuhou.pdf

 

 

遠視について

こんにちは

Ryoです。

今日は「遠視」についてお話ししようかと思います。

 

遠視って遠くがよく見えると思っていませんか??

少し詳しく言うと、「近くを見る時も遠くを見る時も常に調節しないとはっきり見ることができない状態」のことを指します。

 

 

近視の時にもお話ししたかと思いますが、

焦点が網膜上にある時に一番見やすい状態となります。

遠視の人は焦点が網膜の後方になります。

これが常に調節しないとはっきり見ることができない状態です。

要は常に目を酷使し続けてるわけです。

そうなると眼精疲労や頭痛の原因にもなってきます。

 

じゃあどうするのか?

基本的には眼鏡やコンタクトレンズで対応することになると思います。

レーシックやICLなどでも対策は可能ですが費用もそれなりになってきます。

根本的な治療がないのって悩ましいです。

将来、治療方法が出てきたらいいなと思ってます。

 

遠視で忘れてはいけないのは子供の場合です。

子供で遠視があると他の疾患を引き起こす可能性があります。

特に斜視や弱視

この2つに関しては適切な治療が必要です。

3歳児健診や就学前健診などで少しでも気になったことがあれば受診をお勧めします。

 

今日はここまで

 

 



近視って

こんにちは

Ryoです。

 

日本では小学生の3人に1人が近視と言われています。

近視とは「近くが見やすく、遠くが見えづらい状態」です。

眼鏡やコンタクトレンズをされている方、多いのではないのでしょうか笑

 

眼は眼球の「網膜」に焦点があっていると一番見やすい状態になります。

ですが近視は網膜の手前で焦点が合ってしまいます。

そのため遠くは見えづらい状態になります。

 

 

近視の原因としては

・眼軸長が長い(眼が大きい)

・屈折力が強い

・遺伝的要素        などがあります。

 

最近ではスマートフォンタブレットの普及に伴い

屋外で遊ぶ子供が少ないようです。

近視の抑制として屋外での活動があります。

積極的に外で遊んで欲しいですね笑

 

他にも近視の進行を遅らせる方法として

・低濃度アトロピン

・マイオピン

オルソケラトロジー のような方法があります。

 

アトロピンとマイオピンは目薬です。

オルソケラトロジーは寝ている間につけるコンタクトレンズです。

 

そもそも近視が進むと何がいけない、悪いの?と思うかもしれません。

近視が進むと将来的に

網膜剥離

緑内障

・網脈絡膜萎縮  のような疾患につながることもあります。

将来的な失明のリスクを下げるためにも早いうちからの治療が望ましいです。

 

少しでも目について関心を持ってもらえたら嬉しいです。

 

今日はこのあたりで

 

 

はじめまして

こんにちは

Ryoです。

 

普段は病院で検査技師をしています。

検査技師と言っても色々な種類がありますが、

眼科専門の検査技師になります。

視能訓練士」という名前でまだまでマイナーな職種です。

 

みなさん目についてどの程度ご存知でしょうか?

理科の実験で解剖したことがある方もいらっしゃるかと思います。

眼はたった24mmという小さな臓器です。

そこから外の情報の7〜8割を集めているってすごいですよね。

大まかな図になりますが眼球の解剖図は下の通りになります。

 



よく耳にする「白内障」という病気は上の図の「水晶体」が濁ることで発症します。

主な原因は加齢です。

筋肉が年々衰えるのと同じように水晶体も少しづつ濁っていきます…

他に眼の疾患がなければ手術で改善することがほとんどです。

 

こんな感じで日々呟いていけたらと思っています。

今日はここまで